HOME>胡蝶蘭の管理方法
胡蝶蘭の管理方法
胡蝶蘭は、本来亜熱帯の木に着生して育つ「着生蘭」の一種で、基本的には丈夫な植物です。そのため、直射日光を嫌い風通しの良い場所を好みます。
また、元々着生で雨が降らないと水が得られない環境であったため、根が太く、そこに水を蓄えることができるようになっています。よく水やりは控えめでというのは、こんな理由からです。
管理方法
春 |
日光と温度 |
レースカーテン越しに光を当てます。室内は、常温で大丈夫ですが、15℃以上は保ってください。 |
風通し |
エアコンの直風は厳禁、室温の高い日は風通しを良くしてください。 |
水やり |
潅水は、1週間〜10日に1度くらいで大丈夫です。 |
梅雨 |
日光と温度 |
(晴天)レースカーテン越しの半日陰の状態で、日光に当ててください。
(雨天)ガラス越しに半日以上太陽をあてるようにしてください。 |
風通し |
梅雨時期は、特に風通しを良くしてください。 |
水やり |
根元への潅水は2週間〜3週間に1度で大丈夫です。
水のやり過ぎは、病気や根腐れの原因になります。 |
夏 |
日光と温度 |
直射日光厳禁。なるべく涼しい場所で育ててください。 |
風通し |
エアコンの直風は厳禁、室温の高い日は風通しを良くしてください。 |
水やり |
潅水は、1週間〜10日に1度くらいで大丈夫です。
(できれば午前中の涼しいうちにあげてください。) |
秋 |
日光と温度 |
レースカーテン越しに光を当てます。室内は、常温で大丈夫ですが、15℃以上は保ってください。 |
風通し |
エアコンの直風は厳禁、室温の高い日は風通しを良くしてください。 |
水やり |
潅水は、1週間〜10日に1度くらいで大丈夫です。 |
冬 |
日光と温度 |
レースカーテン越しに光を当てます。昼間は、窓越しで、夜間は部屋の中央に移動するとよいでしょう。 |
風通し |
暖房機のそばや直風は厳禁です。石油ストーブ、ガスストーブの燃焼ガスが室内に漏れないように気をつけてください。最低室温は、15℃位に保つとよいでしょう。 |
水やり |
根元への潅水は2週間に1度くらいで大丈夫です。日中の暖かい時間が良いでしょう。 |
注意!! |
寒い時期に、水をあげる時は晴天時の午前中にあげてください。できればぬるま湯がよいでしょう。夕方に冷たい水をあげますと凍傷にかかりやすく根腐れをおこしやすくなります。
水は、乾いてからあげてください。乾燥しますので、土の表面は乾きますが、中は湿っています。
11月〜3月までは、直射日光でOKです。特に朝日は当てたほうがよいです。この時期に、直射日光を当てて植物を丈夫に育てて下さい。 |
※出荷前に水やりをしてありますので、次の水やりの時期にご注意ください。
肥料の与え方
基本的に開花時期にはあげないでください。開花終了後、洋蘭専用肥料を月に1度3000倍位に薄めて設肥してください。3月〜9月の間だけで、冬場の寒い時期は避けてください。